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web 2026.07.04

小田原の助産院が集客する方法|医療広告ガイドラインと口コミ・MEOの実務

小田原の助産院・助産師が集客するための実務ガイド。医療法・医療広告ガイドラインの制約を守りながら、Webサイト・MEO・Instagram・口コミ・地域連携で問い合わせを増やす方法を整理します。

林郷優人(株式会社契)の顔写真
マーケティング・SNS運用責任者・株式会社契
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小田原の助産院が集客する方法|医療広告ガイドラインと口コミ・MEOの実務

「産後ケアができる助産院を探している」「母乳指導を個別でお願いしたい」——そういった需要を持つ妊産婦は確実に増えています。しかし、小田原・神奈川県西部で助産院を開業・運営する助産師の方から、「どうやって新規の方に知ってもらえばいいのか分からない」「ホームページを作ったが予約につながらない」というご相談をいただくことがあります。

結論を先にお伝えします。 助産院の集客が難しい最大の理由は、「医療法に基づく広告規制(医療広告ガイドライン)」があるなかで、Web・SNS・口コミを正しく活用しなければならない点にあります。制約を正しく理解して運用設計すれば、小田原という地域性を活かした継続的な集客の仕組みを作ることができます。

この記事では、医療広告ガイドラインの要点から、Googleビジネスプロフィール(MEO)・Webサイト・Instagram・口コミ・地域連携まで、助産院が今から着手できる集客の打ち手を整理します。

本記事は2026年7月時点の情報を参照しています。医療広告に関する規制の解釈は、都道府県の保健所や弁護士・行政書士への相談を推奨します。本記事は法律・医療の断定的なアドバイスを行うものではありません。


結論|小田原の助産院が集客で押さえる5つの軸

助産院が集客するうえで重要な5つの軸を、最初に示しておきます。

  1. 医療広告ガイドラインの遵守——「体験談の広告掲載禁止」「誇大広告禁止」のルールを守ったうえで、許容範囲内でWebサイト・SNSを設計する
  2. Googleビジネスプロフィール(MEO)の整備——「助産院 小田原」「産後ケア 小田原」などの検索で地図上に出るかどうかが、認知の第一歩になる
  3. Webサイトで「何ができるか」を具体的に示す——分娩・産後ケア・母乳指導・妊婦健診など、提供サービスを明確にし、対象者が「自分が行っていいか」を判断できる情報を載せる
  4. 口コミ・紹介の仕組み——産後ケアや母乳指導に満足したお客様の口コミが、最も信頼性の高い情報源になる
  5. 地域の産院・小児科・保健センターとの連携——行政の産後ケア事業・分娩後のケアの送り先として連携することで、紹介の入口が増える

助産院とは|業務範囲と開業要件の確認

集客設計の前に、助産院(助産所)の業務範囲を整理しておきます。

助産師法・医療法が定める助産所の位置付け

助産師は「助産師法」に基づく国家資格であり、助産所(いわゆる助産院)は医療法で規定された医療施設です。助産師が行える業務は、正常分娩に限った助産・妊産婦への保健指導・新生児の保健指導です(出典:e-Gov法令検索)。

異常な妊娠・分娩・産褥・新生児については、嘱託医師・嘱託医療機関との連携が法令で定められています。この「嘱託医療機関との連携体制」の明示は、開業要件であるとともに、Webサイト上で信頼性を示す重要な情報にもなります。

産後ケア事業(母子保健法)との関連

2021年施行の母子保健法改正により、産後ケア事業が市区町村の努力義務とされました(母子保健法第17条の2)。小田原市でも助産師・助産所が産後ケア事業の受託機関として登録・活用されるケースがあります(出典:厚生労働省ウェブサイト)。

市区町村の産後ケア事業に登録することで、自治体からの案内・紹介が集客の入口になります。小田原市の産後ケア事業の詳細は小田原市の担当窓口(健康づくり課・子育て支援課等)にご確認ください。


医療広告ガイドライン|助産院が守るべき広告ルール

助産院の集客でもっとも重要かつ見落とされやすいのが、**厚生労働省の「医療広告ガイドライン」**です。

医療法第6条の5の規制

医療法第6条の5は、「何人も、医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して、虚偽の広告をしてはならない」と定め、さらに許可されていない事項を広告することを禁じています。助産所も医療施設であるため、この規制の対象となります。

医療広告ガイドラインで禁止される広告

厚生労働省の医療広告ガイドラインでは、主に以下が禁止されています。

禁止されている表現・手法説明
患者・利用者の体験談・感謝の声の「広告としての」掲載「口コミを引用した広告」はNG。ただし第三者が書いたGoogleの口コミは広告ではないと一般的に解される
比較広告(「他の助産院より〇〇」)自院を他施設と比較して優位性を示す表現
治療効果・回復の断定(「必ず〇〇になります」)母乳育児の成功・体型回復の保証など
誇大な表現「日本で一番安心」「最高の助産師」など
前後の比較写真(施術の効果を比較する目的)体型変化・乳房状態の比較

広告として「許可されている」表現

一方、医療広告ガイドラインで許可されている表現には以下があります。

許可されている内容具体例
施設名・所在地・電話番号・診療時間基本情報の全掲載
助産師の氏名・資格・経歴「○○助産師:〇〇大学助産師課程卒業・経験〇年」
提供するサービスの種類分娩・産後ケア・母乳指導・妊婦健診
設備・療養環境の紹介分娩室の写真・設備説明
嘱託医師・嘱託病院名開業要件であり、信頼性強化にもなる
料金分娩費用・産後ケアの費用目安

SNS・ブログはどう扱うか

WebサイトやSNSは、不特定多数が閲覧する「広告」として医療広告ガイドラインの規制対象となります。ただし、「一般的な健康情報・育児情報のブログ記事」や「施設の日常を伝える投稿」は、特定の医療機関への誘引を主な目的としない場合、規制対象とならない範囲があります(詳細は保健所または弁護士に確認)。

実務的には、「これは○○だから安心」「必ずうまくいく」といった断定的な保証表現・誘引表現を避け、「こういうサービスを提供しています」「こういう方にご相談ください」という情報提供の姿勢でSNS・ブログを運用することが、ガイドラインに沿った方向性です。


GoogleビジネスプロフィールとMEO対策

助産院の集客でもっとも即効性が高いのが、Googleビジネスプロフィール(GBP)の整備です。

「助産院 小田原」「産後ケア 小田原」で検索されるために

妊娠中・産後の方が地元の助産院を探す際、「小田原 助産院」「小田原 産後ケア」「小田原 母乳指導」でGoogleを検索することが多くあります。このとき、地図上に自院が表示されるかどうかが、新規問い合わせの有無を大きく左右します。

GBP最適化の7ポイント

設定項目対応内容
カテゴリ「助産所」「産後ケア」「助産師」を設定
事業の説明提供サービス・対象者・嘱託医療機関・対応エリアを簡潔に記載
施設写真分娩室・産後ケアルーム・外観・スタッフ写真
営業時間分娩は24時間対応か、産後ケアの受付時間など
サービスタブ分娩・産後ケア(デイ型・宿泊型)・母乳指導・妊婦健診
投稿(ニュース)お知らせ・産後ケア空き情報・妊婦向けイベント告知を月2〜4回
口コミ利用者に書いてもらえるよう案内し、返信は丁寧に行う

口コミは医療広告ガイドラインの「患者の体験談を広告に使う禁止」とは別に、Googleが収集した第三者の口コミはプラットフォーム上に存在し、広告主体が掲載したものではないため、一般的に規制対象とは異なる扱いをされます。ただし、詳細な解釈は管轄保健所に確認することを推奨します。

MEO対策の全体設計は小田原のMEO対策およびMEOで重要な5つのポイントで整理しています。


Webサイトの必須要素と設計のポイント

助産院のWebサイトは、「誰に・何を・どのように提供するか」が一目で伝わる設計が重要です。

必ず掲載すべき情報

掲載要素理由
助産師の氏名・資格・経歴・顔写真信頼形成。医療広告ガイドラインで許可されている情報
嘱託医師・嘱託病院名法令上の開業要件。リスク管理体制を示す信頼性の証拠
提供サービス一覧分娩・産後ケア(タイプ)・母乳指導・妊婦健診など
料金の目安(幅で表示)問い合わせ前に費用感を確認できるようにする
対応エリア小田原市・南足柄市・箱根・真鶴・湯河原など
予約・問い合わせ方法電話・メール・LINEなど複数の連絡手段
アクセス・駐車場情報産後・妊娠後期の方が来院しやすいか確認できる

禁止表現の具体例

Webサイト上で気をつけるべき表現の例を挙げておきます。

禁止に近い表現改善後の表現
「母乳育児に必ず成功します」「母乳育児をご希望の方への個別指導を行っています」
「産後ケアで体型が必ず戻ります」「産後の体の回復をサポートするプログラムをご用意しています」
「他院では対応できない〇〇に対応」(比較広告のため記載しない)
「〇〇さんに産んでいただいて本当に良かった」(体験談の引用)「ご利用のご感想は直接お問い合わせください」など案内に留める

Webサイト制作の基礎はホームページ制作のポイントも参考にしてください。


Instagram・SNS運用の注意点と活用法

産後・育児中の方の多くは、Instagramで「小田原 助産院」「神奈川 産後ケア」と検索します。Instagramは助産院の認知拡大に有効ですが、医療広告ガイドラインへの対応が必要です。

助産院のInstagram運用で投稿しやすいコンテンツ

コンテンツ種類具体例注意点
施設・環境の紹介分娩室・産後ケアルームの雰囲気写真誇大表現を避ける
助産師の日常・専門知識の共有「産後の骨盤について」「母乳育児のQ&A」医療断定はせず情報提供として
季節のお知らせ・空き情報「今月の産後ケア空きあります」具体的な日時を記載
地域の育児・保健情報小田原市の育児支援情報・イベント情報他者の情報は出典を示す
スタッフ・チームの紹介助産師・スタッフのプロフィール資格・経歴は正確に

体験談投稿の扱い方

利用者から「感謝の声を投稿してよい」と言われても、体験談を施設側のアカウントで「広告目的」として転載・引用することは医療広告ガイドラインで禁止されています。一方、利用者自身が自分のアカウントで自発的に投稿した口コミ・感想は、施設が制作した広告ではないため、規制対象とは区別されます。

実務的には、「よかったらGoogleマップに口コミを書いてください」と案内し、第三者が自発的に書く口コミをGBPで積み上げる設計が、ガイドラインとの整合性が取りやすくなります。

SNS運用の基礎については小田原のSNS運用もご参照ください。


口コミ・紹介の仕組みをどう設計するか

助産院の新規問い合わせは、「知人からの口コミ・紹介」がもっとも多いという傾向があります。産後という特別な時期の体験は、信頼する人のすすめが行動に直結しやすいからです。

口コミが起きやすい体験設計

「サービスが良ければ自然に口コミが広がる」という考え方は間違いではありませんが、口コミを設計的に増やすポイントがあります。

1. 退院・ケア終了時のフォロー 産後ケアや分娩後の退院時に、「Googleマップに口コミを書いていただけると助かります」という案内カードを渡す。短文でも良い旨を伝えると、ハードルが下がります。

2. LINEでのフォローアップ 産後ケア利用後1週間・1か月に「お体はいかがですか?」とフォローを送ることで、継続的なケアへの相談・紹介につながります。LINE公式アカウントを使うと一斉配信も可能です。

3. 紹介制度の設計 友人・知人を紹介してくれた方への謝礼(割引・プレゼント)は、景品表示法の範囲内で設計することが必要です。医療機関の場合、紹介に対する経済的利益の提供には法令上の解釈が必要なため、制度設計は弁護士・行政書士に相談したうえで実施してください。

「産院からの退院後の受け皿」として認知される

地域の産科・産院・クリニックと連携し、「退院後の母乳指導・産後ケアの受け皿として助産院を案内する」という紹介ルートを作ることが、中長期的に最も安定した集客経路になります。産院への訪問・情報提供・嘱託医療機関としての関係性構築が入口になります。


地域連携|産院・小児科・保健センターとのネットワーク

連携先の種類と紹介発生のシナリオ

連携先紹介が起きやすい場面
産科・産婦人科クリニック退院後の母乳指導・産後ケアを外部に紹介
小児科母乳・授乳の問題で来院した親から助産院を紹介
小田原市の保健センター・子育て支援センター産後ケア事業の委託・利用者への案内
助産師ネットワーク他助産院との連携・専門外の紹介
整体院・産後骨盤ケア院産後ケアの連携として双方向紹介

小田原市の産後ケア事業への登録

小田原市が実施する産後ケア事業(宿泊型・デイサービス型・アウトリーチ型)への登録機関として参加することで、市が対象者に案内する機会が生まれます。事業の利用料の一部は市が補助する仕組みのため、対象者が利用しやすくなります。小田原市の担当窓口(子育て支援・母子保健担当)への問い合わせが第一歩になります。


料金・費用の適切な表示方法

料金をWebサイトに掲載することは、医療広告ガイドライン上許可されています。むしろ、費用感が分からないまま問い合わせをためらう人が多いため、料金の目安を開示することは集客上プラスに働くことが多くあります。

料金の表示では以下を守ってください。

  • 「〇〇円〜〇〇円」の幅で表示し、変動する条件(時間・サービス内容)を明記する
  • 「相場より安い」「最安値」などの比較表現は避ける
  • 保険適用の有無(妊婦健診の公費負担等)を明確に記載する
  • 料金表が古くなっていないか定期的に更新する

契の取り組み|医療・助産院向けWeb支援

ここまでが、業界全体を俯瞰した一般論です。自社(契)の取り組みを1セクションお伝えします。

1. 医療広告ガイドラインを踏まえたWebサイト設計

契では、医療・助産師・助産院のWebサイト制作において、「許可されている表現の範囲内で最大限の情報を伝える」設計を行います。禁止表現を外したうえで、助産師の専門性・サービスの内容・対象者・料金の目安を、訪問者が一目で理解できる構成にします。

2. GBPの初期設定から口コミ対応まで

産院・助産院は、Googleマップ上での口コミ管理が信頼形成に直結します。契では、GBPの初期設定・写真登録・サービス設定・口コミへの返信文案作成まで、継続的にサポートしています。

3. Instagramの運用ルール設計

医療広告ガイドラインのグレーゾーンで判断に迷うことなく、安全に運用できるコンテンツのルールブックを作成します。投稿テーマ・禁止表現・頻度・ハッシュタグ設計まで、施設側が継続して投稿しやすい仕組みを設計します。

小田原・神奈川県西部で助産院・産後ケア施設のWebサイト制作・MEO対策・SNS運用についてのご相談は、マーケティング支援または会社情報からお気軽にどうぞ。

[要素材: 助産院・医療施設のWebサイト制作・MEO支援の実績スクリーンショット]


よくある質問(FAQ)

Q. 助産院のホームページに利用者の口コミや感謝の声を掲載していいですか?

A. 医療広告ガイドラインでは、患者等の体験談を「広告」として掲載することは禁止されています。WebサイトやSNSは広告と見なされるため、感謝の声・体験談を自院のアカウントやサイトで引用・転載することは、ガイドライン上問題があります。一方、利用者が自分のアカウントで自発的に書いた口コミ(Google・SNS)は、施設が制作した広告ではないため、別の扱いになります。詳細は管轄の保健所に確認することを推奨します。

Q. Instagramで産後ケアの様子を投稿することはできますか?

A. 施設の雰囲気・サービス内容を紹介する投稿は一般的に許容される範囲ですが、「体型が必ず回復します」「母乳が必ず出るようになります」のような断定的な効果を示す表現は禁止されています。「こういうサービスを提供しています」「こういう方を対象にしています」という情報提供の姿勢で投稿することが基本です。具体的な表現の適法性は保健所か専門家に確認してください。

Q. 助産院のWebサイトに料金を載せてよいですか?

A. はい、料金の掲載は医療広告ガイドラインで許可されています。費用感が分からないと問い合わせをためらう方が多いため、「〇〇円〜〇〇円(内容によって異なります)」のように幅を持たせて表示することが効果的です。「相場より安い」「最安値」などの比較表現は避けてください。

Q. 産後ケア事業に登録するにはどうすればよいですか?

A. 小田原市の産後ケア事業の登録機関になるには、小田原市の子育て支援・母子保健担当窓口に問い合わせて、登録要件・申請方法を確認してください。市の事業に登録することで、市からの案内・紹介が集客の入口になります。

Q. 小田原の助産院が集客で最初に取り組むべきことは何ですか?

A. GoogleビジネスプロフィールとWebサイトの整備が最優先です。「小田原 助産院」「小田原 産後ケア」で地図検索したとき、自院が正しい情報で表示されていること、Webサイトで提供サービス・料金・嘱託医療機関・連絡先が分かりやすく掲載されていることが、新規問い合わせの基本条件になります。


まとめ|助産院の集客は「規制の理解」と「地域信頼」の両輪

本記事の論点をまとめます。

  • 助産院は医療法上の医療施設であり、医療広告ガイドラインの規制(体験談広告禁止・誇大広告禁止)の対象となる
  • 広告で禁止されているのは「体験談の広告としての掲載」「比較広告」「誇大表現」。助産師の資格・経歴・提供サービス・料金の掲載は許可されている
  • GoogleビジネスプロフィールのMEO対策が、地域検索での認知獲得の最初のステップ
  • Webサイトでは嘱託医療機関・料金の目安・サービス一覧・連絡方法を明確に掲載することで、問い合わせのハードルが下がる
  • Instagramは情報提供の姿勢で運用し、断定的な効果表現・体験談の転載は避ける
  • **Googleの口コミ(GBP)**は利用者が自発的に書いたものが信頼の証拠となる。退院時のカードなどで案内する
  • 産科・小児科・保健センターとの地域連携と、市の産後ケア事業への登録が、紹介経路を広げる
  • 料金の目安はWebサイトに掲載することで、問い合わせ前の不安を解消できる

小田原・神奈川県西部で助産院のWebサイト制作・MEO・SNS運用のご相談は、お気軽にお問い合わせください。


運営情報

  • 屋号/法人名:株式会社契(CHIGIRI inc.)
  • 所在地:神奈川県小田原市
  • 事業:ホームページ制作・SEO対策・MEO支援・SNS運用代行・広告運用
  • 関連サブブランド:小田原便利屋「灯(あかり)」

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